嚴島神社を支えた木工技術から生まれた"けん玉"の歴史と今を知る
- 期間: 1 時間 (約)
- 所在地: 廿日市市, 広島県
- 製品コード: JP-HSM-4079-40791
【ストーリー】
けん玉発祥の地廿日市市。「KENDAMA WOLRD CUP」が世界初開催され、世界中からけん玉プレイヤーが集まる場所です。
日本で古くから親しまれている木工玩具のけん玉。初めてけん玉が日本国内に登場したのは江戸時代中期と言われています。明治時代に入り木工玩具として大流行しますが、当時のけん玉は棒に玉を刺しただけのシンプルな形でした。今の形になったのは、大正10年 (1921年)。当時家具の小物を製造していた広島県廿日市市の木工メーカーがこれまでのけん玉に受皿を取り入れ、「日月ボール」として製造開始しました。これが現在の原型となるけん玉です。
一時、木工玩具離れにより1998年にはけん玉づくりは途絶えることになり、けん玉の歴史も途絶えた時期がありましたが、これを惜しむ官民が連携し、広島県廿日市市木材利用センターが2000年にけん玉づくりを復活。2001年から製造が再開しました。近年ではアメリカを中心にストリートスポーツとしても人気が高まっています。
けん玉の材料には、桜、ブナなどが使われ、旋盤という機械を使って「玉」「皿」「胴」の各パーツが削りだされます。玉の部分は主にサクラで、剣や皿胴の部分は主にブナで作られており、一つ一つ削り・磨き・組み立てて、ミリ単位の作業にこだわりをもって製造しています。金属やプラスチックの製の玩具と違い、木製品ならではのぬくもりや職人の想い・ぬくもりがあるのも魅力の一つです。
近年2000年代からけん玉は、アメリカを中心に海外のストリートスポーツとしての人気の高まりを受け、けん玉発祥の地広島県廿日市でけん玉ワールドカップ廿日市実行委員会による「第1回けん玉ワールドカップ廿日市2014」が開催されました。その後、2015年~2019年と毎年けん玉ワールドカップを開催し、2021年には「けん玉発祥100周年記念 第8回けん玉ワールドカップ」をオンラインで開催し、全国9会場でオンライン実施。「けん玉を通じて世界をつなぐ」を合言葉に一般社団法人グローバルけん玉ネットワーク (GLOKEN) が開催しています。世界各国からけん玉愛好家が集結し、自慢のトリック (技) を競う大会です。けん玉は、世代や国境を越えた「コミュニケーションの道具の一つ」として愛され、活躍し続けています。
【ハイライト】
- ここ廿日市で発祥した日本を代表する郷土玩具・けん玉
- けん玉は嚴島 (宮島) の神社仏閣を建設するために全国から集結した木工技術に由来
- 提供するのは世界が熱狂する伝説のけん玉「MUGEN MUSOU」の生みの親であるイワタ木工
- 地元の若者が集うショップでけん玉パフォーマンスのレクチャー
- 体験に使用したけん玉はプレゼントとして持ち帰り可能
【体験の流れ】
[10:00] なぜ、廿日市市でけん玉が生まれたのか?
[10:15] なぜ、イワタ木工はけん玉づくりを復活させたのか?
[10:30] けん玉は子どもだけの玩具じゃない!クールなけん玉パフォーマンスを披露
[10:40] けん玉の技(トリック)にチャレンジ
[11:00] 終了
【重要事項】
- 体験時間:1時間
- 集合場所:Kendama Shop Yume.
〒738-0013 広島県廿日市市廿日市2丁目3-10 [MAP] - アクセス:
JR廿日市駅南出口より徒歩3分
広電廿日市駅出口より徒歩2分 - 言語対応:日本語、英語
- 含まれている物:けん玉(1本)のプレゼント
- 参加者条件:
・大人同伴の5歳以下のお子様は2名まで無料でご参加いただけます。
・車椅子の方の参加が可能です。
・ベビーカーの持ち込みが可能です。
・幼児を膝の上に載せて体験可能です。 - 特別対応:荷物の預かりサービスがあります。
- 無料Wi-Fi:〇
- トイレ:〇(洋式あり)
【キャンセルポリシー】
体験開始時間の72時間前まで:0%
体験開始時間の72時間前~開始時間まで:100%
体験開始後のキャンセルまたは無連絡キャンセル:100%